「大切な資源　水」【海老名市 綾瀬市 新築分譲 住宅コラムver.179】

こんにちは。海老名市で新築住宅を分譲しています株式会社秀建の松之木潤と申します。
いつも当社のHPを見て頂き、誠にありがとうございます。

「大切な資源　水」

皆様はお住まいの地域の水道水が、どこの水域から汲み取られているものかをご存知ですか？
当社がある海老名市では、神奈川県水と呼ばれる主に相模川から汲み取られている水道が使われています。
神奈川県水とは、丹沢湖、相模湖・津久井湖・宮ヶ瀬湖などの大きな貯水湖を利用し、神奈川の山沿いから横須賀市にまで続く水道管を使って利用されているものです。

それとは別に神奈川県水を利用していない市・町等もあります。
海老名市の隣、座間市では地下水が豊富で市内の約86％を地下水から利用しています。
同市内には水が湧き出ている所も多く、鈴鹿明神社近くの「鈴鹿の泉湧水」は、私もお気に入りのスポットです。
イオンモール座間では「ざまみず」という名前で、この地下水が特産品として販売されているほど、座間市の「水はおいしい」といい評判を聞きます。

水はカルシウム・マグネシウム等の含有量で硬さ＝硬度が変わります。
カルシウム・マグネシウム等の含有量が120mg/L未満が軟水、120mg/L以上硬水で日本は「軟水」です。
海老名市は硬度58～60mg/L　これは市販されている「ヴォルヴィック」と同じ硬さ。
一方、座間市は地下水の影響か、硬度300mg/L　で「エビアン」くらいの硬さです。

私は愛川町という町で育ち、そこは中津川というきれいな川の水を汲み上げる水道水「町水」を使っていたので、水道の水を当たり前のようによく飲んでいましたが、今の時代「飲料水」は「買うもの」であり直接水道水を飲まないから、あまり関係ない・・・と思う人も多くいらっしゃると思います。

でも水の硬さは飲み水だけでなく、料理にも影響してきます。
また洗剤の泡立ち具合（＝洗浄力）にも影響がでます。
私がもっている洗濯機の種類は縦型ですが、中にはドラム式の方もいらっしゃると思います。
ドラム式はヨーロッパから入ってきたものですが、ヨーロッパの水道水は硬水。硬いんです。
なのでドラム式で上下に洗濯物を回して汚れを叩いて落とす洗濯機が向いています。
日本は先ほど述べたように軟水。なので縦型洗濯機が普及しています。
洗濯して、そのまま乾燥するのには、ドラム式が優れていると思いますが、（ドラム式の方が洗濯物同士の空間を大きく取りやすく乾きやすい）私は水に合わせて縦型の洗濯機がいいと思っています。
また軟水なほど、洗剤の泡立ちがよく、洗浄力が増すので、洗剤が少なくて済みます。
新築一戸建てを考える際に、よく「都市ガス」か「プロパンガス」かを、気にされる方が多いですが、私は水についても、好みで気にしてみてもいいかなと思っています。

水に関わる話として、昨今ではゲリラ豪雨や大型の台風などによる浸水などについて、改めて見直されています。
2019年の秋、神奈川県央を流れる相模川が、決壊するかしないかで周辺にお住まいの方は大変心痛した事と思いますが、そのあとの2020年8月から不動産業界では、買主に対してこれから購入する物件のハザードマップを説明しなければならないと義務付けられました。
接客していても、お客様からハザードマップについてお話を伺うことが、最近では増えました。

ちなみにですが、先述の相模川については、今現在も護岸工事を進めていおり、城山ダムの放流の仕方について見直しがされ、2019年レベルの台風等がきても、氾濫しないようになっていますので、ご安心ください。
その他、元々水災の影響がないエリアの方は火災保険を設定する際に、「水災は無し」で選んでも問題ないかと思います。
火災保険って、その時の営業さんに紹介されたまま入る方が時折いらっしゃいますが、ご自身が住む地域には必要ないものが入っている場合がありますので、きちんとその保証が必要かどうか、考えてみてください。

あなたの街のハウスアドバイザー　松之木でした。

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